今までは、
- 空気圧は外したときのまま。減圧も加圧もしない
- 装着していた場所を記入(次回装着時のローテーション用)
- 保管場所は雨や日の当たらない屋外
- 縦置き(クルマに装着した状態と同じ)
結論としては、平積みでも構わない。空気圧は下げて保管した方が良いというものでした。
早速実践してみます。
webCG - Q&A 「使ってないタイヤはどうやって保管するの?」
http://www.webcg.net/WEBCG/qa/tire/000018147.html
松本英雄さんの回答は以下の通り。
まず保管時の空気圧ですが、理想は1kg/cm2ぐらいです。これはホイールとタイヤの密着力を弱めず、タイヤに負担をかけにくい空気圧だからです。ただ次に使用するときには、指定空気圧にしてから装着してください。
タイヤの置き方は、できれば重さを加えずにラックなどに立てて置いておきたいところですが、現実的にスペースに限りがあるでしょうから、4つを重ねる平積みでもよいと思います。
空気を抜いて保管した方がタイヤに負担をかけないというのはわかりますが、空気入れが無いと大変。
自転車用の空気入れでも米式バルブに対応したものがあるので、それがあれば問題無しですね。
さらに調べていくと、同様の内容をトーヨータイヤが細かく説明しています。
(トーヨータイヤのQ&Aはかなり充実しています)
トーヨータイヤ - タイヤの使いかた・保守点検
Q.タイヤ保管時の注意点とは
http://toyotires.jp/faq/tire/s_tire_12.html
Q.タイヤ保管時の注意点とは
A.タイヤ保管時の注意点は、大きく分けると「ゴムの劣化を防ぐこと」と「タイヤの形が崩れないようにすること」の2つです。
■タイヤ保管時の注意点
1. 空気圧を指定空気圧の半分程度に下げる
2. ホイールに組んだままで保管する
3. 直射日光や雨を避けて保管する
4. 平らなところに保管する
5. タイヤの下にダンボールなどを敷く
こちらでも空気圧を抜いてと記載が。半分程度に下げるというのは、多くのクルマが2kg/cm2であることを考えれば松本さんの回答と同じかと。
平積みする場合の注意点も書いてありますね。
同じくトーヨータイヤさん。
トーヨータイヤ - 何でもタイヤ講座
Q6.タイヤの保管のポイントは?
http://toyotires.jp/tire/tire_06.html
Q.タイヤは、保管方法によって寿命が変わると聞きました。保管する時のポイントは何ですか?
A.タイヤの保管のポイントは、大きく分けると「ゴムの劣化を防ぐこと」と「タイヤの形が崩れないようにすること」の2つです。
タイヤ保管の4つのポイント
では、ゴムの劣化(※1)とタイヤの形が崩れるのを防ぐためには、どうすれば良いのでしょうか。保管時の具体的なポイントをご紹介しましょう。
POINT1 空気圧を指定空気圧(※2)の半分程度に下げる
人間が力を抜いてリラックスするように、タイヤの緊張をほぐしましょう。
POINT2 ホイールに組んだままで保管する
タイヤの形を崩れにくくするためです。
POINT3 直射日光や雨を避けて保管する
雨風や直射日光はもちろん、空気中のオゾンにさらされることで、タイヤのゴムは劣化します。劣化を遅らせるには、直射日光や湿度の高いところを避け、カバーをかけて保管すると良いでしょう。
POINT4 平らなところに保管する
ホイール付きの場合、平らなところに平積みで保管します。
タイヤのみの場合は、つぶれて変形しないよう縦置きで保管します。
(※1)ゴムの劣化
経年変化によってゴムが弱くなること。劣化が進むと、クラックと呼ばれる「ひび割れ」がタイヤ表面にできる。
(※2)指定空気圧
クルマごとに決められた新車装着タイヤの場合の空気圧のこと。詳しくは「何でもタイヤ講座:Q4」を参照。
引用が長くなってすみません。(トーヨータイヤさんのタイヤに関するコンテンツの充実度は一番だと思います。Q&Aの内容の充実だけでなく、タイヤそのものからクルマの運転に関するものまで幅広いです。クルマ好きな人が多いのかななんて想像しちゃいます。
追記
ダンロップのWebでも紹介されていました。
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/faq/index.html#q7
Q7 : タイヤの保管方法は?
A : タイヤ、チューブは、直射日光、雨及び水、油類、ストーブ類の熱源及び電気火花の出る装置に近い場所等を避けて保管してください。
タイヤをホイールセットで保管する場合、指定空気圧の半分程度に下げて平積みされることを推奨いたします。
タイヤを床などに直接置く場合、ゴム中の薬品がにじみ出て付着することがありますので、厚手のダンボールや板などをタイヤの下に敷いてください。
ということで、空気圧は半分、ホイール組み込み済みのタイヤは平置きでということですね。
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