2015/03/19

スズキ・ジムニー ジャッキアップに失敗して修理代が高くついた話

冬タイヤから夏タイヤに交換する時期ってことで、以前のクルマでも自分でやってたし、今回も自分で作業することに。

用意するものは、油圧のフロアジャッキ(2t)とクロスレンチ、軍手というところ。
タイヤの収納場所から夏タイヤを出し、ジムニーをジャッキアップして、となったのですが、取説ではここがジャッキアップポイントと示されていました。


フロントとリアのデフのとこ(太鼓状になってるとこ)ね、と思って作業を開始したんですが、ここにフロアジャッキを掛けるのにはなかなか難しいんですよ、実は。
私のジムニーの場合、タフコートという防錆処理をしているのでなおさら。
しかもデフの位置は上図のように左右非対称だし。

右前のタイヤはこのアンバランスな状態でタイヤ交換できたんですけど、左前はサスペンションが伸びる(脚が伸びる)んで交換するには無理って感じ。ほんとにここがジャッキアップポイントなのか?と。

で、やらかしましたよ。ジェッキアップしていったら掛けていた部分が横に滑って左前タイヤ側に引っかかりました。
なんか嫌な場所に引っかかってしまったなと思いつつ、確実なジャッキアップポイントである純正パンタグラフジャッキのポイントを用いてタイヤ交換続行。



ジャッキアップの場所を車載工具のジャッキ用の場所に変更することで、脚を縮めることができたんで、最初からこうすりゃ良かったよと、残り三本のタイヤを一本ずつ交換していくことで当日の作業は終了しました。

で、後日になるわけですが、まっすぐ走っているのにステアリングホイールがセンターになってない。ステアリングをまっすぐにすると左に寄っていく現象に気付きました。

あー、あのときにやらかしたな。とすぐに気付いたものの、調整で直るだろうという程度に考えつつ、スズキのディーラーへ。

症状を伝えたところ、ステアリング交換したりしました?とのことだったので、「してません」。「タイヤ交換したときにジャッキが・・・」と話をして、ジムニーをリフトアップ。

すぐに原因は判明しました。曲がっていては困るラテラルロッドという支持棒が曲がっているんです。ついでに4WD関連の配線(配管?)も一本怪しい状態。
ブレーキオイル漏れとかは無いんでそのまま走行できますけど、正常な状態じゃないわけで、その場で修理見積をしてもらったところ、ロッドの交換と配線(配管?)一本の交換で2.2万円とのこと。

うひゃー、やらかしました。タイヤ交換が10回できるお値段じゃないですか。
しかも部品はすぐに届くけど、修理に時間が掛かるんでその間の代車準備(年度末なので車検が多く代車が足らない状態だそうで)まではそのままということに。

もうこうなりゃ、ってことで、リアのラゲッジフック(リアスピーカーとリアのラゲッジルームランプを取り付けてもらうときに合わせて作業を依頼すれば工賃タダだったのに!)も施工してもらうことにしました。もう出費で麻痺してるからやるならこのタイミングでしょと。(1.5万の追加)

たいして走行していないのに、自分の不注意が招いた結果とはいえ痛い出費です。

  • ジムニーのジャッキアップではデフの太鼓を使わない
  • 新車注文時にリアスピーカーを付けてもらうんであれば、ラゲッジルームランプとリアクオーターフック(4箇所)も合わせて取り付けてもらうこと


これが今回の件で学んだことですかね。

ジャッキはこれを買いました。最初から買っておけば安く済んだのに・・・



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