2015/12/05

ジムニーのボンネットに付いた水アカ(ウォータースポット)を除去する

スズキ・ジムニーの黒ということもあり、ガラス系コート(クリスタルキーパー)を施工していても、ボンネットには水アカ(ウォータースポット)が付いてしまいます。
濃い色のクルマにはガラス系の撥水コートよりも親水系のコートの方が良いというのは、付いた水滴が水アカにならないためのようです。

で、私の場合はクリスタルキーパーでモロに撥水系コーティングですから、新車直後の施工から10ヶ月が経過したボディには水アカが目立つようになってきています。

前回書いた通り、いつもはガソリンスタンドの自動洗車機での「水洗い洗車」、直後にしっかり拭きあげるだけという状態で過ごしてきました。(クリスタルキーパーの推奨方法でもあります)
洗車後に残った水滴をしっかり拭き上げているのに、それでも付きます。なんなんだという感じ。(ああ、パールホワイトにしておけば良かったなんてことも考えてしまいます)

クリスタルキーパーの効果期間は12ヶ月。すでに10ヶ月が経過している状態ですが、クリスタルキーパーの効きが弱まってきたこともあり、結構水アカ(ウォータースポット)が目立つよという状態。こんな感じ。


よーく見るとこんな感じ。(クリックすると拡大します)


こちらも。


よーく見るとこんな感じ。(クリックすると拡大します)



スズキ・ジムニーの場合、9型以降(軽自動車の型式でJB23W-9、JB23W-10を指します)はボンネット形状が「衝突時の歩行者頭部への衝撃緩和」に対応するために変更され、前方への傾斜が緩やかになっています。特にインテークダクト後方の形状は水平に近くなっているもんだから、雨が降ったあとはそこに水たまりができているような状態。

雨上がりの晴天ということもあって、ボンネットに付いた水アカ(ウォータースポット)を除去することにしました。
まずは、塗装を削らないケミカルで対処してみることにしました。ケミカルで駄目なら、KURE LOOX + ポリッシャーで対処と考えていましたが、結論から書けば、ケミカルで対処できました。

まずはソフト99の「水アカストロングクリア」から。
http://www.soft99.co.jp/products/carcare/body_cleaner/cleaner_strong_type.html?pid=00495

特長
汚れた部分に吹き付けて、サッと拭き取るだけ。白い粉が残ることもなく、二度拭きの必要がありません
シャンプーでは落とせない、頑固な水アカや汚れも、化学的に分解し洗い流します。
ノーコンパウンドタイプなので、塗装を傷める心配もなく安心。
爽やかなグレープフルーツの香りで、作業中のニオイも気になりません。
選んだポイントは太字にした部分。

ほんとはリンレイの水アカ落とし製品(水アカスポットクリーナー水アカスポットクリーナー Strong Bubble)が本命だったんですが、前者の場合は、「水で充分に洗剤分を洗い流し、水を拭き取る。※シミの原因になるので液が付いた状態で放置しない。」、後者は「水洗い又は水ぶきをして洗剤分を除去する。※使用方法を遵守しない場合、シミ等の原因となることがある。」とあり、外に水道が無い私の家の場合、すすぎ不足でシミになりそうなので断念しました。

ソフト99の「水アカストロングクリア」の場合は、「2度拭きは不要ですが、拭き残しがある場合は別のキレイなタオルで拭きあげてください。また、ムラになった場合は固く絞った濡れタオルで拭き上げてください」ということで、私の場合はこっちかなと。
成分も調べましたが、ソフト99、リンレイとも、弱アルカリ性でした。

使ってみましたが、泡立ち(洗浄成分が入っている)が良く、塗布していたコート剤(プレクサス)がよく落ちます。加えて表面全体に付いている水アカが落ち、ウォータースポットが目立つようになりました。塗装面は撥水状態から親水状態になった感じです。
Q. コーティング施工車に使えますか? A. コーティング被膜を傷めてしまう恐れがありますので、ご使用いただけません
とあるように、クリスタルキーパーのコーティングも落ちているんじゃないかなと思います。

水アカが落ち、親水状態になると目立つのがウォータースポット。
何度か「水アカストロングクリア」でトライしてみましたが駄目でした。残念。

次は「ボディのウォータースポットを除去」と明記しているカーメイトの「C11 ボディウォータースポットクリーナー 」の登場です。
http://www.carmate.co.jp/products/detail/251/C11/


箱の中は液剤(白い液体)、ウレタン状の磨きパッド、綿のウエスです。

特殊クリーナーによって、ボディのウォータースポットを除去します。カーシャンプーでは落ちない汚れや水アカも簡単に落とします。磨きキズを消し、ボディにツヤを甦らせます。どんな色のクルマにも使える全塗装色対応タイプ。内容量120ml。

これ、効果ありです。ウォータースポットに特化している製品だけのことはあります。
ボンネットを7分割(6分割+エアダクトの7分割)してせっせと磨いていきました。
すると、ウォータースポットの部分が目立つように残りますんで、そこを集中的に攻撃じゃなくて磨きます。ウエスの面を変え、液体を塗布して磨くの繰り返し。時間は掛かるけど、あれだけ目立っていたウォータースポットが消えていきます。
水を固く絞った拭き上げ用のマイクロファイバーで拭き取ると、あらきれい。

ワックス成分を含むもののようですが、これだけではツヤまでは出なかったので、「プレクサス」の登場。
http://www.plexus.cc/


プレクサスをスプレーして、綿タオル生地の雑巾で伸ばし拭き上げ。
仕上に乾いたマイクロファイバータオルで磨いたのがこの写真。


水滴が付きやすいエアダクト(ここの部分はボンネットの中でも樹脂成形品)の周囲もこの通り。



ということで、浅いけど目立つというウォータースポットには上記の方法で対処できました。キーパーラボで言われた「鏡面研磨で4万円」(軽自動車サイズ)という気分の凹みから無事に脱出できました。

深いウォータースポットだとポリッシャーを使った研磨が必要だったのかもしれませんが、私の場合はケミカルで対処できました。
ルーフ(屋根)にもウォータースポットがありますが、ここは見えないところなんでやってません。やり出すとキリが無いですから。

追記
ルーフ(屋根)も水アカ(ウォータースポット)があったんですが、こっちは目に付かないこともあり、「水アカストロングクリア」で洗浄、下地づくりをしたあと、KURE LOOX + ポリッシャーで対応しました。仕上にプレクサスは一緒。



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