2020/10/09

ジムニーのリコール (JB23-9型後期と10型対象)

2020年10月1日にスズキから以下のリコールが発表されています。

フロントのコイルスプリングが原因なので対象車はディーラーでフロントのコイルスプリングを交換することになります。作業が結構大がかりなのでディーラーのサービス部門は大変そうですね。


ジムニー、ジムニーシエラのリコールについて

https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2020/1001/

対象は、

JB23W-695655~JB23W-782034 平成25年4月9日~平成30年2月20日

ということなので、

JB23-68**** ←9型 2012.04~2014.08

JB23-73**** ←10型 2014.08~

9型後期と10型が対象なようです。


封書で案内が届いたのでディーラーに確認したところ、まだ対策部品が届いていないので、改めて案内するとのことでした。10月下旬になるかと・・・とのこと。私の場合は11月でいいかなって感じです。

2020/08/13

ジムニー 新型ではジャッキアップポイントが変更に

このブログで一番閲覧数が多いのが、これ。

ジャッキアップに失敗して修理代が高くついた話 https://ezk-automobile.blogspot.com/2015/03/blog-post.html


ジャッキアップポイントは取扱説明書にも記載があるし、そのことを記事でも書いているんですが、なんで?という気もしつつ、やはりフロントデフで持ち上げると不安定だから検索して閲覧されることが多いのかな?と思った次第。

JB23とJB64ではフロントのジャッキアップポイントが変更になっていました。


JB23

JB64

JB23ではフロントのデフ玉だったのに、JB64であデフの右側(クルマの中央)に変わっているじゃないですか。(リア側は変更無し)

やっぱり不安定だから変えたんじゃないんですかね、と思った次第です。



ジムニーのオイル交換タイミング(シビアコンディションってなに?)

YouTubeの動画でクルマのメンテナンスをDIYしている人って結構いるんですね。

この人は整備士か?という人もいれば危なっかしい人もいて玉石混淆なのがさすがYouTubeって感じではありますが、上手い人の動画は参考になりますし、車種によってはこうなのかと気付きのある動画もあって勉強になります。

で、動画を見ていて気付いたのがオイル交換のタイミングです。

これが見ちゃった動画のオイル交換タイミング。(あえて動画は貼りません)

5代目ワゴンR(ターボモデル)のオイル+オイルエレメント交換の動画だったんですが、日常用でオイルフィラーキャップに不着したオイルが「乳化」しているような状態のもの。乳化は水とエンジンオイルが混ざった状態ってことですから「ちょい乗り」がメインってことがわかります。

動画では18853kmでオイル+エレメントをDIYで交換していたようです。前回が10000kmとのことなので8850kmもメンテナンス無し。「次回は少し早め」で25000kmとのことなので、それでも6150km走行後に交換ということになります。

はっきり書けば「ちゃんとマメに交換しようよ!」ということ。


さすがにジムニーでこういう交換サイクルの人は稀だと思いますが、ジムニーの場合はJB23もJB64も交換サイクルは以下の通りです。


ここに書いてある「厳しい条件(シビアコンディション)」とあるのは、エンジンを高回転で走行することだけではなくて、「ちょい乗り」(短時間走行)も含まれることに注意しましょう。エンジンにとって10分程度の走行を繰り返すのはエンジンオイルの温度が上がらない=エンジン内の温度があがらない=エンジン内の水分を蒸発させることができない状態なのでエンジンにとっては大きな負担になります。

シビアコンディションの場合は通常の半分、3ヶ月か2500kmのいずれか早くで交換というのが目安になります。(結構すぐなんです)


ということで、ちょい乗りが多いなという人、ほとんど乗らないという人はシビアコンディションでの交換になります。

JB64の場合もJB23と同様、SN 5W-30のエンジンオイルです。使用するオイルの規格は一緒。オイルの使用量だけ異なります。

JB23(後期)はこれ。

JB64は以下の通り。

JB23はオイルのみ交換だったら2.8L、JB64は2.6L。

オイル+オイルエレメント交換の場合はJB23が3L、JB64が2.8Lになります。


おまけ

ジムニーには、スーパーロングライフクーラント(スーパーLLC)という冷却水(クーラント)が使われています。これまでのLLCの約2倍の寿命を持つもので、新車時で「16万kmまたは7年」の早い方、2回目以降は「8万kmまたは4年」の早い方となります。

ブレーキフルードは車検毎に交換しましょう。

エンジンオイル、クーラント、ブレーキフルードの交換は基本のキなので長持ちさせたいなら上記内容で交換を。


2020/07/31

ジムニーのミッションオイル、トランスファーオイル交換(4回目,27300km)

昨日、リアのデフオイルを交換したばかりですが、寝ていたらミッションオイル交換で難儀する夢を見たので、 翌日ですが今日やることにしました。
ついでにトランスファーのオイル交換も。(前回から3万キロ以上やってないのに気付いて、それが夢に出てきたんだと思います)

使ったオイルはこちら。20Lのペール缶なので一箇所あたり2L未満のジムニーではなかなか減りません。


ソケットレンチのソケットは使わないのになぜか準備してました。
ヤブ蚊をやっつけるスプレーはこの時期必須。事前に周囲に撒いてから実施したので 、今日はあまり刺されずに済みました。


青い灯油ポンプみたいなのはダイソーの水槽の水替え用ポンプ。差し口側を短く切ってます。以前はアストロプロダクツ(工具屋さん)のオイルサクションガンを使ってましたが、すぐに駄目になる(密閉性がなくなる)んで、ここ数回はこれです。110円ですしね。
そうそう、今回はスリーボンドじゃなく、ホルツの液体ガスケットを使ってみました。

まずは簡単なトランスファーのオイル交換から。
ジムニーの右横下から潜り込んでの作業。
オイルはそれなりに汚れていましたが、ドレンプラグはこんな感じ。鉄粉はほとんど無し。


続いてミッションオイルの交換。
こちらはジムニーのフロント側から潜りこみます。オイルパンを過ぎたところにあるので結構深く潜ります。
近所の方が散歩していた犬に見つかり怪しい人状態。

フィラーボルトが横向きの奥まったところについているのでトランスファーのオイル交換のように簡単じゃないんで「やりたくない」感の強い作業ですが、蒸し暑さで汗だくになりつつやりましたよ、やりました。

さすがに3万キロも走行したからなのか、ドレンのマグネットには鉄粉がたくさん。(リアデフよりは少ないですが、粒子が粗いのがミッション)
これでもう4回目なんですが、削りカスが出るもんですね。


これ書いたら風呂に入って、汚れた服を洗濯するんでこんな感じで。

前回はこちら。
ジムニーのミッションオイル、トランスファーオイル交換(3回目)
https://ezk-automobile.blogspot.com/2016/11/3.html

2020/07/30

ジムニー リアデフオイルの交換 47215km

前回のデフオイル(後)の交換は、11973kmでしたんで、35500km弱での交換になります。

前回から距離はそこそこなんですが、日数がかなりあいてしまいました。
前回は2016年4月ですから4年強そのままで運転してました。


外したドレンボルトのマグネットには鉄粉がたっぷり。3.5万キロでこれか!
しかも前回で3回目のオイル交換でですからね。鉄粉出まくりですね。
新型ジムニー買った人もエンジンオイルだけじゃなく、デフオイルも交換すべきですよ!

そんなわけで、やっておいて良かった、もっと早く交換しても良いなと思った次第。

ドレンボトルに液状ガスケットを塗って閉め、ダイソーの熱帯魚用のポンプで給油してフィラーボトルのパッキンを新しいのに変えて終了。

オイルは、JX日鉱日石エネルギー ギヤオイル GL-5 75W-90 です。
ペール缶で買ったのでまだまだ残ってます。




夕方に作業したんでヤブ蚊に刺されまくりでした。

2020/03/26

ジムニーのオイル交換(2020年)

2019年版に続いて、オイル交換の備忘録。


  1. 2020/3/26 44170kmでオイルのみ交換。前回から3637kmで交換。イエローハットにてオイル交換しました。オイルはモービル1 5W-30。YHのオイル交換会員費更新で550円
  2. 2020/8/13 47668kmでオイル+オイルエレメントを交換。前回から3500km走行。イエローハットにて交換しました。オイルはモービル1 5W-30。前回もそうですがちょっと長めの距離になっているので4ヶ月に1回は交換するようにしたいと思います。
  3. 2020/12/14 51346kmでオイルのみ交換。前回から3678km走行。イエローハットにて交換しました。ちょうど4ヶ月目でちょうど良い距離。オイルはエレメント交換なしなので、前回同様モービル1 5W-30。次回からは以前(安いときに)イエローハットで買ってたカストロールEDGE 5W-30がいっぱいあるんで、そっちに切り替え予定です。


2020/03/18

ジムニー用の新しいバッテリー到着(古河バッテリー FB9000 70B24R)

前回書いた通り、ジムニーのバッテリーを初交換することになり、注文していたバッテリーが届きました。

古河バッテリー FB9000 70B24R です。
「ハイオーナーカー向け」というのに実装するのはジムニーJB23Wという落差。


梱包はこんな感じで転倒しにくくなってました。考えられてますね。




ちゃんとした通販業者なようできちんと購入証明になる納品書が添付されていました。
白いバッテリーというのも変わってますね。MUJIかよという感じ。


マイナス端子付近にインジケーター付。


充電済みで送られてきた状態での電圧は12.66Vでした。


CCAは 565 と高いです。



すぐにせずに充電です。


13280円(税込)の4%引きクーポンを使って安く買えたのでまずは良しです。





2020/3/26に44170kmでバッテリーを交換しました。

ジムニーのバッテリーを(初めて)交換することに

12月の車検前の見積時に言われたのが「バッテリー診断の結果「注意」が出ました」ということ。未交換のまま5年目の車検を迎えるのだから当然と言えば当然なので、バッテリーそろそろかもな、と気付いたのがその時でした。

車検前にも補充電しましたが、まだ冬だしバッテリー未交換のまま6年目に突入したので補充電です。


バッテリーは新車搭載時のまま6年目に入り、電圧下がってきたなと思ったので丸3日掛けて補充電してみました。

しかし、補充電直後でもCCAテスタでは、375にたいして335という結果で、OK と LOW のLEDが同時点灯するという結果に。

夏でもあんまりエアコン使わない派なんでだましだまし使うことも・・・とは考えましたが、非常時用のDC/ACコンバータ作動用バッテリーとして余生を過ごさせた方が良いかなという結論に。
新車搭載時のままこれまでよく長持ちしてくれたと本当に感謝です。

そういうわけで新しいバッテリーを注文しました。
B24だとB19に比べるとずっと高いんですね。JB23WはB24Rなので、どれにするかなってことで悩みつつ選んでみました。

  • 日立化成の55B24R:無印良品的製品。Amazonで安い。エントリーモデルの定番って感じ。
  • パナソニックのN-80B24R: Blue Battery カオス 標準車(充電制御車)用。B19の時に何度か購入したことがあるものの、一度保証交換してもらったりと相性が心配。3年保証なんだけど、結構会社が欠陥を認めるのを渋った感じがあってねぇ。
  • 古河電池のFB7000 60B24R:古河電池は一度使ってみたかったんですよ。FB7000ならハイグレードクラスなのにそんなに高くないというのもあり。安心の3年保証。でも液管理は必要。
  • 古河電池のFB9000 70B24R:最上級モデル。パナソニックの青に対して古河電池は白。さすがに日立化成の倍近いお値段。保証は3年と長いし、従来のカルシウムバッテリーの2倍の寿命ってのが良いですね。
他にも GSユアサ(EC-50B24R) や ボッシュ も考えてみたものの、特にこれだというものはなく、今回は検討から除外。GSユアサも使ってみたいんですけどもね。





古河電池のFB5000 55B24R、FB7000、FB9000 のネットカタログを熟読して、質実剛健って感じの FB5000 でも良くないか?
いやいや新車搭載バッテリー並に5年は余裕で使えないとなとか考えて、久々にクルマ関連で「買う前の楽しい検討時間」。

で、気付いたんですよ。そうだ楽天だといくらだよと。




古河電池のFB9000がAmazonよりずっと安かったんですね。(ちなみに古河電池のFB5000は、11,150円 )

AmazonでFB7000を買うなら楽天でFB9000買いますよね、こうなると。
そんなわけで早速注文した次第。

もうすぐ届くので、CCAテストとか補受電の話で次回もバッテリーの話題で引っ張ります。