2015/12/17

クイックス キズリペアシステムでドアに付いた小傷を消してみた

スズキ・ジムニーに乗っていて林道走行を楽しいと思っている割にはボディへのキズが気になる私ですが(苦笑)、今回は QUIXX(クイックス)の 塗装面用キズリペアシステム というものを使って、ボディに付いた小傷を消してみました。


まずは運転席のドアノブ下の小傷から。


(最近の軽自動車では主流の)グリップ式のドアハンドルだったら爪が当たってというキズが付きにくいんですが、ジムニーは旧式のノブなもんで、小傷の宝庫。
大きく凹んでいる場所でもあり、ポリッシャーとKURE LOOXの組合せでは小傷が取れなかった場所でもあります。

まずはどんなもんか確認なのでざっと1液を付けた付属の不織布で擦ります。
私は右人差し指で強く摩擦させました。検索すると指が熱くなるぐらいとあったのでやってみたところ落ちましたよ、ほんとに。


濡れた雑巾できれいにしてから2液を付けて仕上げました。ツヤも出ました。
クイックスのブログに書いてあるように落ちました。


お次は運転席ドアノブ左上に付いた線状のキズ。
ここは白い下地(?)が出ていたので、タッチペンで補修していた場所。


タッチペンで補修した箇所に、付属の3000番の耐水ペーパーを当ててからクイックスを使うことに。

ここはタッチペンが剥がれて終わるんじゃないかと思ってましたが、そんなことはなく、タッチペンでの補修を活かした形で塗装面に浅くキズが残る程度にまで回復。(タッチペンで塗りましたという感じではなくなっている)


もうちょっと1液を付けて頑張ればもっと目立たなくなりそうな感じ。後日試してみます。

というわけで、クイックス キズリペアシステムというものを試してみたわけですが、想像以上によくできてますね。
深めの傷であれば、タッチペンで補修してからの作業がお薦め。
タッチペンで塗りましたという違和感がなくなり、「塑性変形させる」という意味がよくわかりました。

追記
その数日後、この前まで無かった場所にキズ発見。


右側面、燃料給油口カバーからボディに至る横キズ。
給油してないし、なんで?というキズ。(結構凹みます)
そんなわけで、クイックスを試してみたのが下の写真。


かすかに残っているんですが、10分ほどの作業でここまで消えてくれれば御の字かなと。
その後、脱脂してからタッチペンで補修、塗装が完全に乾いたらまたクイックスで試す予定です。







2015/12/05

ジムニーのボンネットに付いた水アカ(ウォータースポット)を除去する

スズキ・ジムニーの黒ということもあり、ガラス系コート(クリスタルキーパー)を施工していても、ボンネットには水アカ(ウォータースポット)が付いてしまいます。
濃い色のクルマにはガラス系の撥水コートよりも親水系のコートの方が良いというのは、付いた水滴が水アカにならないためのようです。

で、私の場合はクリスタルキーパーでモロに撥水系コーティングですから、新車直後の施工から10ヶ月が経過したボディには水アカが目立つようになってきています。

前回書いた通り、いつもはガソリンスタンドの自動洗車機での「水洗い洗車」、直後にしっかり拭きあげるだけという状態で過ごしてきました。(クリスタルキーパーの推奨方法でもあります)
洗車後に残った水滴をしっかり拭き上げているのに、それでも付きます。なんなんだという感じ。(ああ、パールホワイトにしておけば良かったなんてことも考えてしまいます)

クリスタルキーパーの効果期間は12ヶ月。すでに10ヶ月が経過している状態ですが、クリスタルキーパーの効きが弱まってきたこともあり、結構水アカ(ウォータースポット)が目立つよという状態。こんな感じ。


よーく見るとこんな感じ。(クリックすると拡大します)


こちらも。


よーく見るとこんな感じ。(クリックすると拡大します)



スズキ・ジムニーの場合、9型以降(軽自動車の型式でJB23W-9、JB23W-10を指します)はボンネット形状が「衝突時の歩行者頭部への衝撃緩和」に対応するために変更され、前方への傾斜が緩やかになっています。特にインテークダクト後方の形状は水平に近くなっているもんだから、雨が降ったあとはそこに水たまりができているような状態。

雨上がりの晴天ということもあって、ボンネットに付いた水アカ(ウォータースポット)を除去することにしました。
まずは、塗装を削らないケミカルで対処してみることにしました。ケミカルで駄目なら、KURE LOOX + ポリッシャーで対処と考えていましたが、結論から書けば、ケミカルで対処できました。

まずはソフト99の「水アカストロングクリア」から。
http://www.soft99.co.jp/products/carcare/body_cleaner/cleaner_strong_type.html?pid=00495

特長
汚れた部分に吹き付けて、サッと拭き取るだけ。白い粉が残ることもなく、二度拭きの必要がありません
シャンプーでは落とせない、頑固な水アカや汚れも、化学的に分解し洗い流します。
ノーコンパウンドタイプなので、塗装を傷める心配もなく安心。
爽やかなグレープフルーツの香りで、作業中のニオイも気になりません。
選んだポイントは太字にした部分。

ほんとはリンレイの水アカ落とし製品(水アカスポットクリーナー水アカスポットクリーナー Strong Bubble)が本命だったんですが、前者の場合は、「水で充分に洗剤分を洗い流し、水を拭き取る。※シミの原因になるので液が付いた状態で放置しない。」、後者は「水洗い又は水ぶきをして洗剤分を除去する。※使用方法を遵守しない場合、シミ等の原因となることがある。」とあり、外に水道が無い私の家の場合、すすぎ不足でシミになりそうなので断念しました。

ソフト99の「水アカストロングクリア」の場合は、「2度拭きは不要ですが、拭き残しがある場合は別のキレイなタオルで拭きあげてください。また、ムラになった場合は固く絞った濡れタオルで拭き上げてください」ということで、私の場合はこっちかなと。
成分も調べましたが、ソフト99、リンレイとも、弱アルカリ性でした。

使ってみましたが、泡立ち(洗浄成分が入っている)が良く、塗布していたコート剤(プレクサス)がよく落ちます。加えて表面全体に付いている水アカが落ち、ウォータースポットが目立つようになりました。塗装面は撥水状態から親水状態になった感じです。
Q. コーティング施工車に使えますか? A. コーティング被膜を傷めてしまう恐れがありますので、ご使用いただけません
とあるように、クリスタルキーパーのコーティングも落ちているんじゃないかなと思います。

水アカが落ち、親水状態になると目立つのがウォータースポット。
何度か「水アカストロングクリア」でトライしてみましたが駄目でした。残念。

次は「ボディのウォータースポットを除去」と明記しているカーメイトの「C11 ボディウォータースポットクリーナー 」の登場です。
http://www.carmate.co.jp/products/detail/251/C11/


箱の中は液剤(白い液体)、ウレタン状の磨きパッド、綿のウエスです。

特殊クリーナーによって、ボディのウォータースポットを除去します。カーシャンプーでは落ちない汚れや水アカも簡単に落とします。磨きキズを消し、ボディにツヤを甦らせます。どんな色のクルマにも使える全塗装色対応タイプ。内容量120ml。

これ、効果ありです。ウォータースポットに特化している製品だけのことはあります。
ボンネットを7分割(6分割+エアダクトの7分割)してせっせと磨いていきました。
すると、ウォータースポットの部分が目立つように残りますんで、そこを集中的に攻撃じゃなくて磨きます。ウエスの面を変え、液体を塗布して磨くの繰り返し。時間は掛かるけど、あれだけ目立っていたウォータースポットが消えていきます。
水を固く絞った拭き上げ用のマイクロファイバーで拭き取ると、あらきれい。

ワックス成分を含むもののようですが、これだけではツヤまでは出なかったので、「プレクサス」の登場。
http://www.plexus.cc/


プレクサスをスプレーして、綿タオル生地の雑巾で伸ばし拭き上げ。
仕上に乾いたマイクロファイバータオルで磨いたのがこの写真。


水滴が付きやすいエアダクト(ここの部分はボンネットの中でも樹脂成形品)の周囲もこの通り。



ということで、浅いけど目立つというウォータースポットには上記の方法で対処できました。キーパーラボで言われた「鏡面研磨で4万円」(軽自動車サイズ)という気分の凹みから無事に脱出できました。

深いウォータースポットだとポリッシャーを使った研磨が必要だったのかもしれませんが、私の場合はケミカルで対処できました。
ルーフ(屋根)にもウォータースポットがありますが、ここは見えないところなんでやってません。やり出すとキリが無いですから。

追記
ルーフ(屋根)も水アカ(ウォータースポット)があったんですが、こっちは目に付かないこともあり、「水アカストロングクリア」で洗浄、下地づくりをしたあと、KURE LOOX + ポリッシャーで対応しました。仕上にプレクサスは一緒。



2015/12/04

ジムニーでの「プレクサス」の使用感

私のクルマはスズキ・ジムニーの特別仕様車、ランドベンチャーの黒なんですが、黒といというボディカラーはなかなかメンテナンスが面倒です。
そのためにボディコート(キーパーラボのクリスタルキーパー)を施工したのですが、それでも洗車後に水をしっかり拭き上げておかないと水染み(ウォータースポット)ができてしまうという状態。

できてしまったウォータースポットの除去についてキーパーラボに問い合わせたら、次回施工時にそのままでは落ちない。鏡面研磨が必要になりますとのこと。鏡面研磨は軽自動車サイズで(なんと)4万円掛かりますとのこと。
いくらなんでも高過ぎ。なもんで、あとで研磨剤入りのKURE LOOX + ポリッシャーで自分で落としておこうと思ってます。

さてさて、前述の通り、新車購入直後にガラス系コーティング(クリスタルキーパー)を施工しており、いつもは水洗い洗車で拭きあげるだけという状態で10ヶ月が経過している状態ですが、クリスタルキーパーの効きが弱まってきたこともあり、洗浄・ツヤだし剤の「プレクサス」を先日購入してみました。(決め手はAmazonの商品レビューでの高評価)


月に一回ぐらいの頻度で行っているガソリンスタンドの自動洗車機で水洗いをした直後の拭き上げ時にプレクサスを使ってみました。

使い方はとても簡単。
缶を振ってからスプレーして、綿生地で拭き取り、マイクロファイバータオルで乾拭きという手軽さ。

ガラス系コーティングの上にプレクサスを使っても問題無いとのことだったし、水に濡れた状態で塗布して良いとのことだったので、ボディにスプレー、拭き上げの綿雑巾で拭き上げ、マイクロファイバータオルで更に拭き上げという工程です。

プレクサスの効果で、水洗いだけでは落ちない汚れも落ち、拭き上げに使った綿雑巾は結構黒く汚れていました。(いつもは汚れないんですけどね)
メンテフリーのガラス系コーティングとはいえ汚れが溜まっているものですね。
ズボラ過ぎたなと反省しきり。(苦笑)

自動洗車機での水洗い後にプレクサスを塗布することで、ドア(左右+リアドア)を開けたところの水が浸入するところもコートすることができ、これは便利です。
プレクサスは伸びが良いので、拭き上げ用のタオルに付いたプレクサスの成分だけで十分な撥水コートができています。
(クリスタルキーパーでは施工されない場所なので盲点になっていた場所です)

ジムニーが背負っているタイヤケース(アルミ製)にもしっかり施工してピカピカになりました。

塗布、拭き上げ直後のボディはプレクサスの光沢ムラがちょっと気になりましたが翌日にはあまり目立たなくなっていました。これはプレクサスのブログで紹介されていた通りでしたね。

プレクサスにはコンパウンドが入っていないので、安心してガラス系コーティング+αで常用することになりそうです。
(クリスタルキーパーはメンテナンスキットが無いのでプレクサスで代用ですね)

プラスチック系に強いケミカルということで、ヘッドライト、ドアバイザーの光沢がすごいですね。ここはフロントウインドウのようにガラスではないため、撥水コート(レインXとかガラコね)を施工できないところなので、とても助かります。

その後、昨日から雨が降っていますが、水の弾きは満足できるものでした。
これからの季節はクルマに積もった雪をどかすの(除雪)に役立ちそうだと思いました。
(ルーフに積もった雪を落とすのが楽になりそうです)

またアルミホイールにも施工してみましたが、これも良い結果に。



プレクサスのブログに書いてあったんですが、クルマ以外にも本当にいろいろなところに使えるようですね。
扇風機のメンテには「その手があったか!」と思うと同時に、ファンヒーターの送風口(高温になる)や反射型ストーブの反射面にも使えそうだなと思いました。そのうちやってみます。

ボディコート剤とした見た場合、効果期間が短い(メーカでは約1ヶ月)、ちょっと高いという面もありますが、月一の水洗い洗車時に使えば良いのと、Lサイズのボトルだとかなりの回数をこなせるということもあり、あまりネガには感じません。

クリスタルキーパーのようにメンテナンスキットが付いてこないボディコートの場合、プレクサスを併用することで、水垢や水染み(ウォータースポット)を防ぐことができると思います。

そうそう、ボディだけじゃなく、アルミホイールにも使えます。これまた便利。
鳥の糞が付いたときもプレクサスを吹き付け、ティッシュやペーパータオルできれいになるとのことなんで結構利用範囲が広いです。(走行時に付く虫の死骸も同様)